不用品回収トラブルについて詳しく解説しています。
  1. 不用品回収業者で本当にあったトラブルと防ぐ方法〜悪質業者に注意!

不用品回収のトラブルと対処法

不用品回収のトラブルと対処法

不用品回収を業者に依頼するのは非常に便利である反面、この業界には悪質な業者も多く、トラブルが非常に多いのも事実。実際に発生したトラブルとその対処法についていくつかご紹介します。

トラブル①追加料金を請求された
昔から非常に多いのがこのケース。作業後に見積料金の倍以上の料金を請求された、何も言わずにどんどん積み込んで、トラックに積んで縛った後に法外な料金を請求された、といったトラブルは後を絶ちません。 解決法事前見積を必ず取ってもらい、見積書を出してもらうこと。追加料金が発生するのはどんなときかについて、しっかり確認した上で契約することが重要です。
トラブル②頼んでいないものまで持っていかれた
不用品を数点お願いして搬出してもらい、作業後に料金を支払ってすべて完了した後に、ふと気づくと別のものまでなくなっていた。あるいは、外に置いてある自転車を頼んだのに勝手に家の中に入って来て何も頼んでいないのにどんどんトラックに積み込み、料金を請求された、といったトラブルも少なくありません。 解決法ほんの数十分の間とは言え、まったくの他人が家の中に入ってくるわけですから、大事なものはしまっておくこと、そして作業中はできるだけ目を話さないようにましょう。高齢者や女性が1人で対処すると万が一のこともあるので、誰か友人やご近所さんに頼むなどして、いざというときに強く出られるようにしておくことも必要です。
トラブル③約束の日に業者が来なかった
業者が依頼を受け過ぎた、渋滞が思いの外ひどかったなどの理由で約束の時間に間に合わないことはあります。ただ、その日1日待っても来なかった、電話しても連絡がつかない、といった場合には騙された可能性もあります。 解決法時間の遅れはどうしても発生する可能性があるため、依頼する側が時間に余裕を持ってあたるようにするしかありません。しかし結局1日待っても来なかったし連絡もつかないという場合、事前にお金を振り込んでいるとこれは大問題です。銀行振込やカード決済を利用する場合でも、作業が終わってからにするようにしましょう。

業者が回収できないものは事前に自分で処理

業者が回収できないものは事前に自分で処理

回収業者に来てもらって、当日になって回収できないものを告げられて困った、というケースもあります。これは業者のせいというよりも、事前に依頼する側がチェックしておくべきこととも言えますね。生ごみや液体類、食品などは引き取ってもらえないので、事前に捨てておかなければなりません。毎日忙しく、引っ越しまでの日にちが迫っているといった場合には、何もかも回収業者にお願いすればいいや!と思ってしまうこともあるかもしれませんが、どうしても引き取れない品目については最低限チェックして、それについては依頼者側でなんとかするようにしましょう。

こうしたことが大問題にならないようにするには、例えば引っ越しの場合、不用品の回収に来てもらう日をカギの引き渡し日にしないことがポイントです。残り数日、引き取ってもらえなかったものが発生した場合に対処できるよう、2〜3日、できれば1週間余裕を持っておけば、どんな種類のゴミも捨てることができます。

悪徳業者に回収された不用品の末路は?

悪徳業者に回収された不用品の末路は?

上記のように不当にお金を取られた、といったケースでなくても、不当な転売を行っている悪徳業者もいます。その場合、安く回収してもらえるなら依頼者側は別に困ることはないんじゃないの?と考えるでしょうか。しかしこれは知らない間に犯罪の片棒を担いでしまっていることにもなりかねないのです。

例えば、必要な許可を取得せずに商売をしている悪徳業者は、まず使えるものはリサイクルショップやフリマサイトなどに卸し、使えないものについてはお金のかかる正規ルートでは廃棄せず、不法投棄しているところもあります。例えば自分の家の近所に不法投棄されていたら、「けしからん!」と思いますよね?でもそんな業者を利用してしまえば、自分たちもそんな所業に力を貸してしまっているのと同じことなのです。

また、こういった悪徳業者は、作業中に破損が生じた場合にも補償してくれることはありませんし、プライバシーに関しても一切保護してくれないでしょう。私たち自身や友人知人の住所や電話番号、名前、顔写真などの個人情報がその辺に不法投棄され、放置されることだって考えられます。

無料で回収を行っている業者はまず怪しいと思ってください。また、連絡先に携帯電話の番号して掲載されていない業者や、ホームページがなく宣伝カーで大きな音を出しながら回っている業者も注意が必要です。必ず複数の業者で見積もりを出してもらい、比較検討し、もろもろ確認した上で利用することをおすすめします。

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